数グループのご家族の方の申し込みがあったのですが、諸事情で1家族のみの参加になりました。
天気も悪かったのでどうなるか?と思いましたが、無事開催できたのでよかったです。
先にお断りしますと、私この日にiPhoneを洗濯してしまい、写真データを紛失しました(´Д`)
本当はもっと昆虫の写真があったのですが、他のメンバーの方の写真をお借りしています。
それと昆虫が苦手な方は写真にご注意ください…。
まずは森の中に昆虫を採集しに行きます。
今回は前日にホールトラップの設置をしました。
ホールトラップというのは、ペットボトルを切り取ったものの中に餌を入れて地面に埋め、昆虫を捕獲するものです。
前回はソーセージなど入れていましたが、イノシシに掘られてしまい上手くいきませんでした。
今回は腐った魚の骨や頭部などを入れて挑戦、早速近場のホールトラップの中を見てみると…
これがホールトラップ
うじゃうじゃいます!
餌が餌だけに、スカベンジャー系(腐肉食動物)の虫が多いです。
魚の骨に集まるスカベンジャーたち
主に集まっているのは、
・ベッコウヒラタシデムシ
・クロシデムシ(よくダニが付着していて、今回捕獲した中にもそれが確認できました。)
・ドウガネブイブイ(一番多い小さい甲虫)
でした。
シデムシは「死出虫」「埋葬虫」とも書き、主に動物の死骸を餌にする昆虫です。
↓上の甲虫がベッコウヒラタシデムシです。
そしてドウガネブイブイの群れの中に、よく見ると…
ゴホンダイコクコガネがいました!
カブトムシのミニチュアのような、とてもユニークな形をしています。
実はあちこちの県でレッドデータブック(絶滅危惧種)入りしている昆虫です。
こちらはセンチコガネ。非常に綺麗な光沢をしています。
ですが、ゴホンダイコクコガネもセンチコガネもいわゆる糞虫(ふんちゅう)、つまり糞に集まる虫なので、素手で触るのは避けてください。
今回は導心ヶ谷池の土手でも採集をしました。
ここは小さな原っぱになっているので、森から少し出たところであるにも関わらず、生態がかなり異なりなります。
採集できたのはカマキリ、バッタ、シオカラトンボ、サツマノミダマシなど。
サツマノミダマシというのは綺麗なグリーンをしたクモで、ハゼの実に似ていることから名前が付けられたそうです。
イタドリで笛を作りました。
採集が済んだら、ヤマモモの木の所に戻って実態顕微鏡などで観察します。
その他ビーティング(木の枝の下に傘などを置いて、枝を叩いて昆虫を取る方法)でヒゲナガサシガメなども発見。
1家族だけの参加でしたが、今回も大成功でした^_^
今まで見なかった昆虫を沢山見つけることができたので、来年も楽しみですね!!
今年はカブトムシを見つけることができました!
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